2010/08/06 祭と地方自治
この夏、瀬戸内国際芸術祭や、大元サマーフェスタ、さらにははやぶさ映画上映プロジェクトなどに、関わらせていただきました。まだ継続中のものもあります。
瀬戸内国際芸術祭では、友人の若者の多くがボランティアに入って、それぞれの夏を謳歌しつつ学んでいます。素敵なことです。
はやぶさ映画上映プロジェクトでは、現在も毎日、一般市民ボランティアがやりくりしています。
様々な場所や場面で市民が、語り合い、緩い連携の経験を重ねています。
私が、街づくりNPOタブラ ラサを作ったのが、7年前。
地方分権一括法施行は、10年前。
今までの拡大型、成長型社会のやり方では、立ち行かない、生活インフラではなく、生活の質をあげる価値観の変容が迫られてきたところでした。
そこから、10年。
拡大成長もなく、補助金も少なくなった街に、何かが、生まれようとしているように感じます。
都市の成長力は確かに衰退しています。
日本中、函館から那覇まで、また、ロンドンやパリにいたるまで。
しかし、この夏、私が経験させていただいている街づくりの力は、明らかに元気になっています。
その力強さの全ては、社会的地位や年齢に関わらない普通の街の人々の、まったりした緩い寛容な連携から生まれています。
街では、仕事が減った話を多く聞きます。
収入に不安を持つ人が増えています。それも実感です。
しかし、民生委員や町内会の人々、街づくりに関わる若者たちは助け会っているのも実感です。
行政にお金が無くなってきました。そのことによってもたらされつつある市民の自治ではありますが、
安心・安全の市民活力が、根ざし始めたと感じます。
ボランティアで街に貢献している人々が、確実に増えている「豊かさ」の価値観が、緩やかに変わっていっているのでは。
行政改革も地方分権も、市民が積極的に新たな「豊かさ」を作らないところには、ありえません。
岡山市政も市民協働を掲げざるを得ないのです。
皆で、豊かさの価値観を変えてゆきましょう。
それでは。